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補助金を申請したいと思っているあなた、事業計画は大丈夫?

創業支援・補助金支援580_380

企業の経営力

 新しい事業にチャレンジする時、事業をさらに成長させていく時に、事業計画を作成して、それを実行していきます。そこで課題となるのが、どうやって事業計画を作れば良いのか?ということです。

 今回は、この課題を解決するために、シリーズで事業計画について話していきます。事業計画は、公的な補助金や金融機関から資金を調達する時には、無くてはならないものです。

シリーズ内容
1.計画計画を作るための会計管理とは?
2.経営力の把握と分析(安全性)
3.経営力の把握と分析(収益性)
4.経営力の把握と分析(循環性)
5.経営力の把握と分析(成長性)
6.経営力の把握と分析(創造性)
7.事業計画 経営革新計画とは?

それでは、はじめていきましょう。

「計画を作るための会計管理とは?」

1)企業と会計

 企業の経営は、経営理念の実現を目指す、経営資源である「人、物、金、情報」を調達し運用して経営目標を実現するプロセスといえます。会計は、このプロセスを見える化する一つの手法といえます。

 会計には二つの会計があって、一つが財務会計、もう一つが管理会計です。

 財務会計は、財務諸表(貸借対照表:B/S、損益決算書:P/L)を作成して、企業の関係者に財政状態や経営成績を報告する会計です。同じルールで作られるため「制度会計」とも呼ばれます。ルールとして「中小会計要領」などが用いられます。

 一方、管理会計は、企業内部で意思決定したり、業績評価に役立つ情報を活用するための会計です。そのため、企業内で決めたルールで見える化します。目的や効果を得るために作ったり、タイムリーに情報を得るために作られます。損益分岐点分析などが代表的なものです。

2)キャッシュフロー経営とは

 黒字を出していても倒産することがあります。利益が出ていても、運転資金が底をついて、経営ができなくなってしまうのです。そのため、利益ではなくキャッシュ(お金)を重視する経営が必要となります。

 経営者が抱く三つの錯覚
  ①がむしゃらに働けば、売上が増える
  ②売上が増えれば、利益が増える
  ③利益が残れば、資金も増える

 あなたもこう思ってはいませんか?

 損益計算書の利益を見ているだけではいけません。実際の経営では、利益よりも資本が大事なのです。資本に対していくら儲けたか?が大事になってきます。いくら儲けたかの指標は、経常利益を使います。いかに少ない資産で多くの利益を稼ぐか、が大事になります。

 利益の源泉は売上であるため、まずは売上計画(予算)を作ります。そして、資金計画を作って、将来的に資金が枯渇しないかをチェックするのです。

 計画で、いつまでにどのくらいやるのかといった目標、どんな考えでやるのかといった方針、何を誰がどうやるのかといった施策を決めて、それを数字に落としたのが予算となります。

 今まで、売上と利益だけの計画を作っていませんか?

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