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ものづくり補助金 第15次の採択結果が公表、採択率は?

ものづくり補助金、賃上げ加点が拡充された第15次 採択結果発表!

9月29日に、ものづくり補助金の第15次公募 採択結果が発表されました。
第15次からは賃上げ加点が拡充されました。
さて、採択結果はどうでしょうか?

1.第15次公募の採択結果は?

それでは、一緒に確認していきましょう。

ものづくり補助金の事務局の発表数字を、表にまとめてみました。

第15次公募の応募と採択結果 

 

いかがでしょうか?

採択率は、通常枠で50.0%と第14次と同じで、平均の50.2%より若干低めです。

それに対して、DX政策を進めるデジタル枠では55.5%と高めの採択率になっています。
以外なのが、政府が後押ししているはずの回復型賃上げ・雇用拡大枠が49.6%と若干ですが低めになっています。

採択率が高いのではと期待して賃上げ・雇用拡大枠で応募して不採択になった方は、落胆されていると思います。
でも、がっかりしないでください。再申請ができますので後ほど説明しますね。

 

2.第14次の採択結果との比較は?

ここで、第14次の採択結果を振り返ってみましょう。
以下の資料は、ものづくり補助金の事務局が公表している第14次の採択結果を分析したものです。

第14次公募の応募と採択結果

第15次と第14次を比較すると、

第15次では

通常枠が      50.0%⇒50.0%
回復・拡大枠が   50.0%⇒49.6%
デジタル枠が    56.1%⇒55.5%
でほぼ横ばいです。

それに対して
グリーン枠では   55.0%⇒40.0%
と大幅に低くなっています。

全体でみると
採択率は      50.8%⇒50.2%
と若干低くなっています

それに対して

申請者数は     4,865⇒5,694
と17%増加でかなり増えています。

通常枠と回復・拡大枠の採択率は     50.0%と49.6%
でほぼ同じです。

 

回復・拡大枠の応募要件(賃上げ)は厳しいのですが、何と言っても補助率が2/3なのが魅力です。

通常枠でも小規模事業者は補助率が2/3なので、賃上げが厳しい時は通常枠を選ぶ方法もあります。

ただし通常枠の応募者数が多い(回復・拡大枠の10倍以上)ので、競争は激しいと思われます。

 

3.第16次公募への再申請はできるの?

期待していたのに不採択になってしまいました、再申請はできますか? といった問い合わせを受けます。

答えは、大丈夫です、再申請できますよ。

不採択になった場合は、不採択理由を電話で教えてもらえます。
電話番号は、事務局からの不採択通知に記載されていますので、躊躇せずに電話して理由を聞いてください。
ただし、電話できるのは申請者だけで、口頭で教えられるので、メモなどを準備して電話してくださいね。

聞き漏らさないように、スマホに電話録音アプリをインストールすれば楽ですが、なかなか難しいので、
ICレコーダーで録音することをお奨めします。

是非、不採択理由のところを改善して再申請してみてくださいね。

 

4.まとめ

第16次の公募の締切は、11月7日(火)17時です。
採択発表は1月中旬ごろが予定されています。

社内のDX化を推進しようとしている会社にとっては採択率が高いデジタル枠がお奨めです。

また、不採択になっても不採択理由を改善した事業計画で応募すれば採択される可能性は充分にあります。
この機会に是非、チャレンジしてみてください、応援してます。

詳細を知りたい方は、以下のサイトへアクセスしてみてください。

 

ものづくり補助金HP

補助金セミナーのダイジェスト版

事業再構築補助金HP

事業再構築補助金 交付申請とは?(2回目/全2回)

事業再構築補助金 交付申請とは?(1回目/全2回)

事業再構築補助金 事前着手承認とは?

事業再構築補助金の事業計画書とは?

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