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ものづくり補助金 第16次の採択結果が公表、採択率は?

ものづくり補助金 第16次の採択結果が公表、採択率は?

1月19日に、ものづくり補助金の第16次公募 採択結果が発表されました。
さて、採択結果はどうでしょうか?

 

1.第16次公募の採択結果は?

それでは、一緒に確認していきましょう。

ものづくり補助金の事務局の発表数字を、表にまとめてみました。

第16次公募の応募と採択結果 


いかがでしょうか?

通常枠    51.1%
と、5割を上回っています。

それに対して、
賃上げ・雇用拡大枠 45.2%
デジタル枠  46.4%
グリーン枠  39.2%
グローバル枠 29.4%

合計(平均) 48.8%

と、グリーン枠とグローバル枠を除き、ほぼ5割の採択率になっています。

採択率が高いのではと期待して賃上げ・雇用拡大枠で応募して不採択になった方は、落胆されていると思います。
でも、がっかりしないでください。再申請ができますので再チャレンジしてくださいね。

 

2.第15次の採択結果との比較は?

ここで、第15次の採択結果を振り返ってみましょう。
以下の資料は、ものづくり補助金の事務局が公表している第15次の採択結果を分析したものです。

第15次公募の応募と採択結果

 

応募枠は第15次からほとんど変更がないので、枠別にみていきましょう。

第15次⇒第16次の比較では

通常枠       50.0%⇒ 51.1% 微増↑
賃上げ・雇用拡大枠 49.6%⇒ 45.2% 減少↓
デジタル枠     55.5%⇒ 46.4% 激減↓
グリーン枠     40.0%⇒ 39.2% 微減↓
グローバル枠    33.6%⇒ 29.4% 減少↓

合計(平均)    50.2%⇒ 48.8% 微減↓

通常枠は微増ですが、他の枠は減少しており、全体的に採択率が前回に比べ若干低くなっています。

応募件数
5,694 ⇒ 5,608 ほぼ横ばい→

採択件数
2,861 ⇒ 2,738  約100件ほど減少↓

賃上げ・雇用拡大枠の応募要件は厳しいのですが、何と言っても補助率が2/3なのが魅力です。
通常枠でも小規模事業者は補助率が2/3なので、要件を満たせば採択率の高い通常枠を選ぶことをお奨めします。
ただし、通常枠の応募者数が多いので(賃上げ・雇用拡大枠の20倍以上)、競争は激しいと思われます。

 

3.第17次公募への再申請はできるの?

期待していたのに不採択になってしまいました、再申請はできますか? といった問い合わせを受けます。

答えは、大丈夫です、再申請できますよ。

不採択になった場合は、不採択理由を電話で教えてもらえます。
電話番号は、事務局からの不採択通知に記載されていますので、躊躇せずに電話して理由を聞いてください。
ただし、電話できるのは申請者だけで、口頭で教えられるので、メモなどを準備して電話してくださいね。

聞き漏らさないように、スマホに電話録音アプリをインストールすれば楽ですが、なかなか難しいので、
ICレコーダーで録音することをお奨めします。

是非、不採択理由のところを改善して再申請してみてくださいね。

 

4.まとめ

第17次の公募の締切は、3月1日(金)17時です。
採択発表は5月中旬ごろが予定されています。

社内のDX化を推進しようとしている会社にとってはデジタル枠がお奨めです。

また、不採択になっても不採択理由を改善した事業計画で応募すれば採択される可能性は充分にあります。
この機会に是非、チャレンジしてみてください、応援してます。

詳細を知りたい方は、以下のサイトへアクセスしてみてください。

ものづくり補助金HP

 

参考記事

15次公募の採択結果が公表、採択率は?

ものづくり補助金 交付申請とは?

補助金セミナーのダイジェスト版

事業再構築補助金HP

事業再構築補助金の事業計画書とは?

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