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ブログで学べる創業融資 #003「地方自治体の制度融資」

ブログで学べる創業融資 #003 地方自治体の制度融資 ラ トゥール行政書士事務所

 

創業融資に興味がある経営者の皆さん、こんにちは!このブログにお越しいただきありがとうございます。私は、創業から資金調達まで幅広くサポートしている経営コンサルタントです。今回は、創業者やこれから創業を考えている方々に役立つ「地方自治体の制度融資」について、わかりやすくお伝えします。創業時に資金調達は重要な課題の一つですが、地方自治体が提供する制度融資は、多くの方にとって強力なサポートとなります。

 

1.地方自治体の制度融資

地方自治体が提供する制度融資は、地域の創業者や中小企業を支援するために設けられた融資制度です。この融資の大きな特徴は、地方自治体が保証料や金利を負担する場合がある点です。例えば、初めて創業する方には保証料が全額補助されることが多く、金利も低めに設定されています。

 

さらに、2023年からは創業後5年以内であれば、無担保・保証人なしでの申し込みが可能となっており、創業者にとって非常に利用しやすい融資制度です。この融資を利用することで、初期の資金繰りを安定させ、事業の基盤をしっかりと築くことができます。

 

2.創業関連保証

創業関連保証は、事業を始めたばかりの法人または個人事業主にとって強力な味方です。保証協会が融資に対して100%の保証を行うため、銀行からの融資が受けやすくなります。この制度は、創業から5年未満の法人または個人事業主が対象で、特に初期の段階で自己資金が不足している場合に効果的です。

 

保証限度額は最大で3500万円、期間は設備資金であれば最長10年、運転資金であれば最長7年とされており、据置期間も設定できるため、返済計画を立てやすくなっています。

創業関連保証の説明

 

3.例:東京都制度融資

具体例として、東京都の制度融資を紹介します。東京都では、創業者や設立から5年未満の中小企業を対象とした融資制度を提供しています。この制度では、3500万円までの融資が可能で、設備資金の返済期間は最長10年、運転資金は最長7年となっています。

 

このような制度を活用することで、東京都内での創業を考えている方々は、資金調達の不安を軽減し、安心して事業をスタートさせることができます。また、東京都制度融資の対象となるには、事業所が都内にあることや、都内での事業計画を持っていることが条件となります。

 

最後に

地方自治体の制度融資は、創業者にとって非常に有用な資金調達手段です。皆さんがこれからの事業を成功させるための力強いサポートとなるでしょう。もし、制度融資の詳細や申請方法についてお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に最適な資金調達方法を見つけましょう!

 

読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの創業が成功するよう、心から応援しています!

 

詳細を知りたい方は、以下のサイトへアクセスしてみてくださいね。

地方自治体の制度融資(例:東京都制度融資HP)

日本政策金融公庫HP

 

参考記事

ブログで学べる創業融資 #002「金融公庫の創業融資」

ブログで学べる創業融資 #001「創業融資の種類」

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