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8.282024
ブログで学べる創業融資 #004「金融機関独自のプロパー融資」
こんにちは。創業融資に興味をお持ちの経営者の皆さんへ、今日は「金融機関独自のプロパー融資」についてお話ししたいと思います。特に創業2年以内の法人や、半年以内に法人設立を予定している方々にとって、この情報は非常に役立つはずです。リラックスして読み進めてくださいね。
1.金融機関独自のプロパー融資とは?
プロパー融資とは、金融機関が独自に提供する融資制度で、公的な保証や支援を伴わないものを指します。これは、金融機関が自らの判断でリスクを引き受け、融資を提供するため、通常の融資よりも条件が厳しい場合がありますが、その一方で、創業者にとっては大きな資金調達のチャンスとなります。
例えば、創業して間もない企業でも、しっかりとした事業計画を持っている場合や、金融機関との信頼関係が構築されている場合は、プロパー融資を利用することができます。これにより、必要な資金を迅速に調達し、ビジネスの成長を加速させることが可能です。
2.例:北おおさか創業支援融資「始めくん」
大阪府の創業者向けに提供されている「始めくん」は、北おおさか信用金庫が行っている独自のプロパー融資です。この融資は、創業から1年以内の法人や個人事業主を対象としており、特に新規事業の立ち上げに必要な運転資金や設備資金の調達に適しています。
「始めくん」の魅力は、低金利である点や、最長7年の返済期間が設定されていることです。これにより、創業初期の資金繰りを安定させることができます。また、融資額は最大300万円まで対応可能で、事業計画がしっかりしていれば、金融機関との信頼関係を築きやすくなります。
3.例:京都信用金庫「京信創業支援融資制度」
次にご紹介するのは、京都信用金庫が提供している「京信創業支援融資制度」です。この制度は、京都地域で創業を予定している、または創業して2年以内の事業者を対象としています。
「京信創業支援融資制度」の特徴は、所要資金(設備資金や運転資金)の80%以内の融資が可能であり、さらに返済期間は最長10年と非常に長期にわたることです。初めての創業でも安心して融資を受けることができます。
最後に
金融機関独自のプロパー融資は、条件が厳しい反面、成功すれば大きなビジネスチャンスが広がります。創業初期の皆さんが最適な資金調達方法を見つけ、成功へとつながる一歩を踏み出せるよう、私たちが全力でサポートいたします。
ご不明な点があれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。
詳細を知りたい方は、以下のサイトへアクセスしてみてくださいね。
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